
Short Review by ANTAIOS
ここでは古いもの、新しいもの、好きなもの、そうでないもの・・・
たまたま聞いたりした、とりとめもないDisk Reviewを思いつくままに。。。
( : 輸入盤)★★★ |
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Member : Harry Beckett, Malte Burba, Michael Sell (tp) Ray Anderson (tb,vo : solo-1track) Willem van Maanen (tb) Annie Whitehead (tb,vo) Friedmann Greaf, Wolfgang Puschnig, Martin Schedler, Adam Wendt (sax) Heiner Goebbels (key) Thomas Wegel (b) Topo Gioia, Nippy Noya, Joe Passaro, Albrecht Riermeier (perc) Recorded :Berlin, August 28, 1988 |
| 浅学ゆえかまったく聞いたこともないドイツのJazz Big Band "U3 Klang"。ライナーもなくどういう経緯で吹き込まれたものなのかは判らない。U3というのはジャケットやタイトルなどから察するに地下鉄路線番号もしくは出入り口の意のようだ。"klang"は"sound"らしい。明らかにGuestであるRay
Andersonを除けば、メンバー中、名前に覚えがあるのはWolfgang Puschnigくらいか。。。 まぁ、そんなことはさて置き、ここでもモチロン、わたしのお目当てはRay Andersonでしかない。全4曲中、ちゃんとsoloを取るのは自作の"Slickaphonic Stomp"のみ。ボーカルアレンジを取り込んだそれはまさしくRayがかつて結成したSlickaphonicsのBig Band版。(楽曲も当時のレパートリー) 個人的趣味を言わせて頂ければBigBandものは嫌いだ。。。なぜなら編成が大きくなればなるほど実際に出て来る音楽は単純化するばかりであるとの認識があるからだ。それを乗り越えたのはEllingtonを別にするとMingusのみではなかったか? さて前置きが長くなったが、それというのも、ひょっとしたらRay Andersonに近い将来、その系譜を実現するかも知れない可能性を垣間見たからに他ならない。何もこの一曲で言うのではない。比較的近作のNew York Jazz CollectiveというBandでもRayが持ち込んだ楽曲とそのアレンジはずば抜けていた。そもそもはシンプルなUnitを活動の主体としてキャリアをスタートさせたRayだが、Gruntzと長年に渡り行動を共にする中で独自のアレンジ術を磨いたのだろうか?単なるBrassモノには陥らない、unizontalな、それでいて野性味を失わないarranger或いはconductorぶりに目を見張る想いがした。 本作ではモチロン、そのRayの演奏と煽りにGil Evansの模倣をしか感じさせないバンドそのものがついていけてないようすが伺えるのみだが。。。いや、決してmember全員の水準が低いとは言えないかも知れない、ただおそらくは臨時結成されたのではないかと思われる点からしても各楽曲毎に出来、不出来の差が激しいのだろう。 |
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| 2003/08/27のBBS分を修正の上、転載 | |